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2007年11月28日 (水)

ママの還暦祝い(前編)


まずはじめに、嫌な顔ひとつ見せず、快く私のママの還暦祝いの計画に賛同してくださったD様に心から感謝いたします。

Room113ママの還暦祝いに、
県内のとある旅館へパパとママを招待した。
ずいぶん前にママが
「いつか泊まってみたい、
死ぬまでに一度は行ってみたい」
と言うもんだから、大奮発して2人を招待することにしたのだ。

私は人を驚かすのが好きだ。
もちろん、ハッピーサプライズのみ。
今回も何かひとつ、サプライズをしてやろうと考えて思いついたのは…メッセージカード。

私の想定はこうだ。
昼過ぎに宿に着いたパパとママ。
受付を済ませて仲居さんに中庭を見せてもらいながら今夜泊まる部屋に案内される。
その部屋でお茶とお菓子をいただきながら、
仲居さんから館内の説明や夕食の案内を受ける。
その時、テーブルの上の小さな封筒を見つけるのだ。
「お母さんへ」
何かしら?ママはすぐに開けてみるだろう。
中には還暦を迎えたママへの感謝の気持ちと、
パパと末永く仲良く元気でいて欲しいという内容が簡単な文章で綴られている。
何度も何度も練習して書いたような筆ペンの字。ひとり娘から愛のメッセージ。
こりゃー、絶対ママは感涙だわ。

頭の中でシナリオができたらすぐに行動するのが私のいいところ。
オシャレな旅館に合うように和紙のカードと封筒を用意して、
ママへの感謝の気持ちを書いた。
ただでさえ照れくさいのに、ここぞとばかりに優しく、温かい言葉を使って30代の女性らしく仕上げてみた。

さて、コレをどうやってママたちが泊まる部屋にセットするか…
直接 宿に持っていけばよいのだが、それは無理。
だってこのサプライズを思い付いたのが日曜日。
ママ達は次の金曜日に宿泊する。
それにウチからその宿まで車で1時間半くらいかかる。
会社休んでまで宿にもって行くほどギョウギョウしいものでもないし。

そこで旅館のスタッフ宛にお手紙つきで郵送することにした。
相手は高級旅館のフロントさんなので、失礼のないように、
頭の悪い貧民と思われないように、辞書を引きながら書いた。
同封の小さなカードを部屋に入ったパパとママが目に付くとこに置いてほしいこと、
そのカードには還暦を迎えたママへの「ありがとうメッセージ」が書かれてあること、
そして2人ともとても楽しみにしているのでどうぞよろしくお願いします、
ということを乏しい知恵をしぼって丁寧な文章に仕上げ、
ベタベタに糊付けして すぐに投函した。

(つづく)

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